野菜や果物を手軽に摂れる飲み物として人気のカゴメ野菜生活スムージー。ダイエット中でも飲みやすく、コンビニでもすぐに買える便利さから、多くの人に愛飲されてます。
でも、「野菜生活スムージーは太るのでは?」「カロリーが高いんじゃない?」「本当にダイエットに向いているの?」といった疑問もあります。
野菜スムージー=ヘルシーというイメージがありますが、飲み方や成分をよく知らずに続けていると、逆効果になってしまうこともあるんです。
この記事では、カゴメ野菜生活スムージーが太ると言われる理由や、注意すべきカロリーや糖質、効果的な飲み方について、わかりやすく説明していきます。
スムージーを毎日飲んでいる人や、ダイエット中の飲み物として気になっている人は、ぜひ参考にしてみてください。
【結論】カゴメ野菜生活グリーンスムージーは太る?
項目 | 結論 | 備考 |
---|---|---|
カロリー | やや高め(133kcal/1本) | ご飯茶碗半分・食パン1枚分程度。飲みすぎ注意 |
糖質 | 高め(約30g/1本) | 果物由来の自然な糖質。コーラ並みの糖質量 |
太るリスク | 飲み方次第で太る可能性あり | 「ヘルシーだから大丈夫」と思って飲みすぎると逆効果 |
ダイエット効果 | 置き換えや間食代用で効果あり | 1日1本を上限に、他の食事で栄養を補うのがコツ |
食物繊維・ビタミン | 補助としては優秀 | 1/2日分の野菜+食物繊維2〜3.9g+ビタミンC豊富 |
飲み方のポイント | 1日1本、目的に応じて飲む | 朝食代用、間食、夕食置き換えなどで活用を |

次章では、カゴメ「野菜生活グリーンスムージー」が太ると言われてる理由をご紹介するね。
カゴメ野菜生活グリーンスムージーが太ると言われる5つの理由
① 意外と多い糖質・炭水化物
カゴメグリーンスムージー1本(330mL)には、糖質が30.8g、炭水化物は33.8g含まれています。
糖質30gというと…
- ごはん茶碗半分(約80g)と同じくらい
- コーラ(100mlあたり11g)に匹敵する甘さ
- 糖質制限中の1日分の目標(50〜70g)の半分以上
これだけ糖質が高いのは、果物(特にバナナ、ぶどう、キウイ、りんご)や糖質の高い野菜(かぼちゃなど)が多く使われているからです。
「砂糖不使用」だからといって「糖質が少ない」とは限りません。
② 食品添加物が含まれている
グリーンスムージーには以下の食品添加物が含まれています。
- 香料:風味を整えるための人工添加物。アレルギーの原因になることも
- クエン酸:酸味の調整。取りすぎると胃を刺激することも
- 乳酸カルシウム:カルシウム補給に役立つけど、人工的な印象
- ビタミンC:酸化防止や栄養強化のために入れられる。合成のこともある
- 着色料(ベニバナ黄色素・クチナシ青色素):見た目をよくするための成分
これらは日本で認められた成分ですが、「無添加・自然派」が好きな人には気になるかもしれません。 特に子どもや妊娠中の人、アレルギーがある人は表示をよく確認しましょう。
③ 思ったより少ない食物繊維
グリーンスムージー1本に含まれる食物繊維は約2.0〜3.9g。 一見多そうですが、厚労省の推奨量と比べると少ないです。
- 男性:21g/日以上
- 女性:18g/日以上
スムージー1本で満たせるのは、1日分のたった10〜20%です。
「野菜を摂っているから大丈夫」と思ってスムージーだけに頼ると、食物繊維が足りなくなります。
外食が多い人や炭水化物をたくさん食べる人は、野菜や穀物、豆類なども意識して食べる必要があります。
④ 意外と含まれる塩分(ナトリウム)
グリーンスムージー1本あたりの食塩相当量は最大0.6g。
見落としがちですが、フルーツや野菜を加工するときに、保存や味を整える目的で塩分が加えられることがあります。
1日2本飲むと塩分は1.2g。これに普段の食事を合わせると…
- 男性推奨値:7.5g未満
- 女性推奨値:6.5g未満
を超える可能性があります。 特に高血圧が気になる人やむくみやすい人は注意しましょう。
⑤ カロリーオーバーの原因になることも
グリーンスムージーのカロリーは1本あたり133kcal。これは…
- 食パン6枚切り1枚(約156kcal)
- おにぎり(梅干し)1個(約140kcal)
- 大福1個(50g)…約118kcal
と同じくらいのエネルギー量です。
そのため、
- 食後に「なんとなく」もう1本飲む
- 朝食+スムージー+カフェラテなど追加で飲む
- 水分補給代わりに毎日2本以上飲む
という習慣は、知らないうちにカロリーを取りすぎて、太りやすくなってしまいます。
カゴメ野菜生活グリーンスムージーの効果的な飲み方
ただなんとなく飲むだけでは、せっかくのスムージーも逆効果になるかもしれません。
ここでは、「カロリーオーバーを避けつつ、上手に活用する飲み方」を目的別に紹介します。
① 置き換えダイエットとして使うなら
カゴメのグリーンスムージーは、1本133kcal前後と、軽食や1食分に近いカロリーがあります。 この特徴を活かして、食事の一部または1食分をスムージーに置き換える「置き換えダイエット」として使うと効果的です。
- 朝食を置き換え:忙しい朝でも簡単に飲める。代謝を上げるために、できればタンパク質(ゆで卵・豆乳など)も一緒に
- 昼食と軽食の間:間食を防止し、午後のエネルギー補給に
- 夕食を置き換え:カロリーが増えがちな夜を調整。ダイエット効果◎
注意点としては、グリーンスムージーは脂質・タンパク質がほとんど含まれていません。 筋肉を減らさないためにも、他の2食で「タンパク質」「良い脂質」を意識して取ることが大事です。
スムージーだけでは栄養が偏るため、長期間完全に置き換えるのはおすすめしません →短期間(1週間〜10日)のプチダイエットがおすすめです。
② おやつ・間食として置き換えるなら
ダイエット中の大敵「間食の食べすぎ」。 チョコやスナック菓子を食べるなら、スムージー1本に変えるだけで罪悪感ゼロのおやつになります!
おやつ・間食として置き換えるメリットは、
- 甘みがしっかりあるので満足感がある
- 食物繊維が入っているのでお腹がすきにくい
- コンビニでも買えるので続けやすい
目安カロリーは、
- ダイエット中の間食:100〜150kcal以内
- グリーンスムージー:133kcal前後
→ちょうどいいおやつ代わりになります!
③ 1日1本までにする
栄養が豊富で美味しいので、つい何本も飲みたくなりますよね。 でも、それは落とし穴です。
▷ たくさん飲んでも痩せません。2本で約266kcal(白米小盛1杯と同じ)、糖質は2本で60g以上なので急に血糖値が上がることで脂肪がたまるリスクがあります。
適量を守ると、カロリー調整がしやすい、血糖値が急に上がるのを防げる、ストレスなく続けられるという嬉しいメリットがあります。
基本は1日1本までを目安に、自分の食生活に合ったタイミングで取り入れましょう。
④ 飲む時間帯の工夫で効果アップ
スムージーを飲む「時間帯」でも、体への影響が変わってきます。目的別におすすめのタイミングを見てみましょう。
時間帯 | おすすめ理由 |
---|---|
朝 | 胃にやさしくエネルギー補給。朝に酵素を摂ると代謝アップ効果も。忙しい朝の朝食代わりに◎ |
昼前 | 昼食までの「つなぎ」として。空腹で食べ過ぎるのを防げます |
15時のおやつタイム | 血糖値が下がりやすい時間帯。甘みのあるスムージーで脳を活性化し集中力アップ |
夜 | 夕食の置き換えとして最も効果的。夜は脂肪がたまりやすいため、軽いスムージーが◎ |
⑤ 栄養補助として使うときのポイント
「野菜不足を補いたい」「忙しい日でも最低限の栄養は摂りたい」 そんな人には、スムージーは補助食品としてぴったりです。
ただし、以下のことを忘れないでください。
- スムージーは「野菜の代わり」ではなく「補助」
- 食物繊維やカルシウムなど、一部の栄養素しかカバーできない
- よく噛むことによる満腹感や消化の助けがないため、ゆっくり飲んで満足感を得る工夫を
カゴメ野菜生活グリーンスムージーの3つの特徴
カゴメのスムージーは、普通の野菜ジュースとは違います。
ダイエットや栄養補助として使うときに知っておきたい、「カゴメならでは」の3つの魅力を詳しく見ていきます。
① 1本で1/2日分の野菜が摂れる
カゴメグリーンスムージーには、175g分の野菜が使われています。 これは、厚生労働省が勧める1日の野菜摂取目標(350g)のちょうど半分です!
使われている野菜も豊富で、
- 小松菜、ほうれん草、ケール、アスパラガスなどの葉物野菜
- セロリ、キャベツ、だいこん、たまねぎなどの根菜・香味野菜
- プチヴェールやピーマンなどの栄養価の高い緑黄色野菜
など、17種類以上の野菜が混ぜられています。
→ 「野菜が足りていない…」という食生活に、ぎゅっと詰まった野菜の栄養をプラスできます。
② 砂糖・人工甘味料は不使用
甘さはありますが、これは果物の自然な甘みによるものです。 砂糖、人工甘味料、果糖ブドウ糖液糖などは一切使われていません。
含まれる糖質は、
- りんご
- バナナ
- ぶどう
- キウイ
- レモン
といった果物由来の糖分です。 「砂糖不使用」なのに甘くて飲みやすいのは、果物のおかげです。
→ 市販の甘い飲み物と比べて余計な糖類が入っていない点は、とても良いところです。
③ 飲み残しても安心!キャップ付きボトル
330mlの紙パックですが、スクリューキャップ付きなので保存しやすいです!
- 外出時に少しだけ飲んで、残りはバッグに
- 飲み切れなかった分を冷蔵庫で保存
といった使い方ができます。 忙しい人・少食の人・時間をかけてゆっくり飲みたい人にもぴったりです。
よくある質問(Q&A)
Q. 野菜ジュースとスムージーの違いは?
項目 | スムージー | ジュース |
---|---|---|
製法 | 食材をまるごと粉砕(繊維も残る) | 絞って液体だけを抽出 |
食物繊維 | 多く含まれる | 少ない、ほぼ除去 |
腹持ち | 良い | 軽い |
ダイエット向き | ◎ | △ |
→ グリーンスムージーは、噛まない分、お腹がすきやすいという欠点もあるので、ゆっくり時間をかけて飲むのがおすすめです。
Q. アレルギー物質はある?
製品ごとに違いますが、主に以下の原材料に注意が必要です。
- グリーンスムージー:りんご・キウイ・バナナ
- バナナスムージー:バナナ・乳成分・りんご
- ビタミンスムージー:オレンジ・もも・バナナ・りんご
アレルギーのある人は、パッケージの表示を必ず確認してから買いましょう!
Q. 生野菜の代わりになる?
栄養補助にはなりますが、「代わり」にはなりません。
- スムージーは熱で殺菌されており、熱に弱いビタミン類は失われている場合もある
- 噛まないことで、消化・満腹を感じる働きが弱くなることもある
→ 食感・咀嚼・多様な栄養を意識して、生野菜や加熱野菜も一緒に食べましょう!
グリーンスムージーは飲み方次第で「太る or 痩せる」が決まる
カゴメのグリーンスムージーは、野菜不足や置き換えダイエットに便利な飲み物ですが、飲み方によっては太る原因にもなります。
ポイントをまとめると!
✔ 1本あたり133kcal・糖質30g以上
✔ 食事や間食の置き換えに使えばダイエットに向いている
✔ 栄養補助になるが、完全な野菜代わりにはならない
✔ 飲みすぎ注意!1日1本を目安に
おすすめの活用法は、以下の通り。
- 朝:朝食代わりに+ゆで卵やナッツでバランスを補う
- 昼:軽食と一緒に。外出時にも便利
- 夜:カロリー調整に。夕食を軽くしたい日に
「ヘルシー=たくさん飲んでもOK」ではありません! グリーンスムージーの本当の力は、あなたの飲み方次第で引き出せます。
飲み方を見直して、スムージー生活を賢く&おいしく楽しみましょう!